どうも、シン(@Jonsop1995)です。
今回は、『インドネシアは世界一の親日国』について紹介していきます。
質問です。あなたは、インドネシアについて何か知っていますか?
知らなかったあなた!それが当然です(笑)
日本は、インドネシアと深い結びつきがあるにも関わらず、インドネシアの知名度は低いのが現状です。「インドネシアってどこにあるの」や「バリ島ってインドネシアなんだ!」など、しょっちゅう言われます。(笑)
そんなインドネシアですが、日本人が知らないだけでビックリする事がたくさんあります。今回は、そちらについても紹介していきます。
それでは、早速見ていきましょう!
目次
インドネシアは親日国
結論から言って、インドネシアはかなりの親日国です。
そもそも親日とは、『=日本が好き、日本と密接な関係がある』という意味ですが、インドネシア全国民(2億5000万人以上)が日本のことを好きな訳ではありません。
逆に、全国民が日本のことを好きだったら少し怖いですよね。(笑)
僕の経験的には、インドネシア国民の80%〜90%の方が親日ではないかと思います。100%ではありませんが、かなりの割合です。
しかし、インドネシアはまだまだ発展途上の国のため、実際に日本に来れるインドネシア人は本当に限られています。そのため、彼らは日本の漫画やアニメ、日本を紹介する番組、ウェブサイトから日本に関する情報を集めているのです。
僕個人的には、もっと日本に来て、もっともっと日本について知って欲しいのですが、それは非常に難しい問題です。
そして、インドネシア人観光客を増やす目的で、お世話になっている方からムスリムインバウンド事業のお誘いをいただくのですが、インドネシアが豊かにならなければインバウンドできません。
しかし、インドネシア人の富裕層は確実に増えて来ており、需要は増える一方です。(インドネシア以外のムスリム圏も含む)
もっとインバウンドの知識を付けて、インドネシア人を日本に誘致できるようにしたいですね。
なぜ親日なのか?
ここまで読むと1つの疑問が出る訳です。それは、『なぜインドネシアは親日国なのか?』
街中で中国人や韓国人をよく見かけますよね。そして、外国人が日本に来る=親日国だと思っていませんか?残念ながら、半分正解で半分不正解なんです。現に、中国や韓国では、日本嫌いの人が割と多いんですよ。
アジア圏であれば、フィリピンやタイ、ベトナムの方が親日だったりします。
そして、皆さんが気づいていないだけでインドネシア人もたくさん訪日しているのです。(中国、韓国と比較すると少ない)大阪、京都であれば、普通にインドネシア人が観光しています。
それでは、本題です。なぜインドネシアが親日国かと言うと、正直わかりません。(笑)
「分からんのかーい!!!」ってなるでしょう。(笑)
ある程度のことは理解しているのですが、これと言った確証はありません。
メディアでは「日本がインドネシア独立に協力した」とか「インドネシア初代大統領が親日でデヴィ夫人と結婚した」とか「日本がインドネシアに多額の開発援助をした」とか「日系企業が20世紀後半に多く進出し、多くのインドネシア人を雇用した」などなど。
確かに言われてみれば、親日になる要素は多いですね。
ただ、現在のインドネシア人の平均年齢はおよそ29歳で、そんな昔の時代を生きていません。次でも紹介しますが、1970年代には『マラリ事件(反日暴動)』が起きていますよ?
これらのことをどう説明するのか?僕自身、インドネシアの歴史、日本との関係について大学で勉強して来ましたが、上手く説明できません。
日本を例に挙げてみましょう。
第二次世界大戦後、アメリカからの援助として「ガリオア・エロア資金」約18億ドル(内13億ドルは無償)が日本に送られました。現在の価値に換算すると約12兆円です。これにより、日本は急速な復興を遂げることができました。
さて、今の20代〜30代の若者で、この出来事に心底感謝し、アメリカラブだと言う人がいるでしょうか?
僕は、ほとんどいないのではないかと思います。これこそ、インドネシアが親日国になった理由を上手く説明できない原因です。
マラリ事件(反日の時代)
今では、親日国として有名なインドネシアですが、1970年代にはかなり大きな反日暴動が起きています。
マラリ事件について一から説明すると終わらなくなってしまうので、Wikipediaで調べて下さい。(笑)マラリ事件とは?
マラリ事件のように、インドネシアでは、中国のような反日暴動が起きています。しかし、親日!不思議ですね。
日本のマンガ・アニメが大流行
インドネシアのコミックコーナー、めっちゃ日本の漫画売られとった!
個人的にマギがあったのが感動!#マギ #インドネシア pic.twitter.com/qzaJWUHkNf— ぴかちゃうりょう@仮想通貨 (@pikachauchau) 2017年9月2日
インドネシアでは、日本のアニメ・漫画が超人気です!!昔ながらの漫画から、最新の漫画まで豊富に揃っています。そのため、日本人も知らない漫画をインドネシア人が知っているパターンが非常に多いのです。
そして、インドネシア版の漫画の特徴は、紙が薄いということ。インドネシアのローカルに合わせた値段にするため、コストカットされています。
僕はインドネシア語学習のため、現地の漫画(ドラゴンボール)を購入しましたが、非常に読みズラくてそのまま本棚にしまいました。(笑)
インドネシアの漫画は、全ての文字が大文字で書かれているため、インドネシア語学習者には読みズラいのです。
インドネシアでも漫画が出版され始めました。ウェブ上で読めるため、ありがたいですね。
インドネシアの注目ウェブ漫画「Kill Starter」が近日公開!新人女性警察官のピア・パルピは赴任先となった辺境の村クラントゥンでクラウドファンディングを使った殺人事件に巻き込まれる。事件の背後には自らを「キル・スターター」と名乗る謎の組織の存在があった。。。#印尼漫画 pic.twitter.com/qQUZAjmTa0
— インドネシア人の本音 (@honnesia) 2018年3月13日
漫画だけでなく、日本のアニメも大変人気です。これは『ドラえもん』のインドネシア語バージョンです。
これが、インドネシアで普通に放送されているあたり、需要の高さを物語っていますね。
コスプレは世界一

タイトルにも書きましたが、『世界コスプレサミット2016』でインドネシア代表が世界一に輝きました。
世界一ですよ???凄過ぎます。。
確かに、インドネシアではコスプレが非常に人気で、普通にコスプレ大会が開催されています。僕の友人にもガチなコスプレイヤーがいましたが、バリ島からわざわざスラバヤの大会に出ていました。(笑)
「ある意味、スポーツの代わりにコスプレをする」といった感覚ではないでしょうか。
そして、彼らのコスプレ衣装ですが、なんと自分たちで作っているそうです。販売されているものもあるそうなのですが、非常に高額で、自分たちで作った方が安いとのことでした(笑)
素晴らしいですね!
インドネシアで活躍する日本人
鈴木伸幸さん
インドネシアでアーティスト活動しておられる日本の方です。最近では「Kelas Internasional」にも出演しておられました。非常に有名な日本人です。
五輪真弓さん
次に、五輪真弓さんです。日本では、あまり知られていないかもしれませんが、インドネシアでは絶大な人気のある方です。インドネシア国民の100%近い人がこの方を知っているといっても過言ではありません。
仲川遥香さん
最後に、仲川遥香さんです。この方をご存知の方は多いでしょう。AKB48からJKT48に移籍し、インドネシアの色々な番組に出演し、有名になっていった方です。
日本語を学ぶ学生が多い
インドネシアでは、日本語を学べる環境が整っていないながらも、日本語を学ぶ学生が非常に多いです。大学で日本語を学ぶかと思いきや、SMA(高校)でも学ぶことが可能のようです。日本で言う選択必修的な感じですね。
そのため日本語を高校時代に選択した人であれば、日本語の「ありがとう」「こんにちは」などの簡単な挨拶であれば、言える人がかなり多いです。
そして、インドネシアの大学では更に高度な日本語を勉強できます。しかし、ネイティブスピーカーの講師(日本人)がかなり少なく、問題視されています。
しかし、そこは言語達者なインドネシア人!流暢な発音で日本語を話す現地の学生もかなり多いです。
そして、日本文化や日本語を広めるために、日本語パートナーズも活発化してきています。これは、日本人がインドネシアの中学校や高校に派遣され、現地の文化を体験しながら日本を広めるという活動です。
実際に、これまで多くの方が参加した実績のある活動です。
僕の友人、知人にも日本語パートナーズ卒はたくさんいます。日本語パートナーズについて質問がある方は、気軽に連絡ください。
結果的にインドネシアは世界一の親日国になった
これまで『インドネシアは親日国なのか?』について紹介してきましたが、結果的に現在のインドネシアは世界一の親日国の1つになっていると言えます。
インドネシア在住者であればご存知だと思いますが、現地で「日本出身だよ!」と言うと、インドネシア人は「おお!まじで!日本!」というような良い反応を見せてくれます。
そこから、日本トークを広げていくことができ、結果的にすぐに仲良くなれます。
それほど親日国であるインドネシアをまだまだ知らない日本人が多いんですよね。これ、結構問題ですよ。例えば、無くてはならないもの「天然ガス」!日本は天然ガスをインドネシアから大量に輸入しています。
このような事実も知らなければ、インドネシア人が親日かどうかなど遠い話。まずは、インドネシアのことをもっと身近に感じて欲しいですね。
インドネシアの団体を運営中
インドネシアと日本を繋ぐ団体を運営しています。
現状では、インドネシア語を学習している学生、社会人の方に多く参加していただいているのですが、今後はインドネシアを初めて知る方向けのイベントも開催していくつもりです。
この団体を1年以上運営し、イベントを8回以上開いてきており、有り難いことに、少しずつですが知名度も上がってきました。
そして、最近では、元インドネシア駐在員、現地採用やインドネシアに進出している会社の社長さんなどにも、わざわざ足を運んでいただいています。
2018年は東海、関東にも進出する予定です。興味のある方はぜひ参加して下さい!!よろしくお願いします。
さいごに
いかがでしたか?
『インドネシアは親日国なのか?』について紹介しました。
僕自身、学生時代にインドネシアと出会い、人生を変えることができました。ある意味、インドネシアのおかげで今の自分のポジションがあるわけです。
そんなインドネシアに恩返しする意味でも、このブログや団体を運営しています。
そして、僕はメディアを通してインドネシアを広めようとしていますが、なかなか難しいのが現状です。もっとたくさんの方にインドネシアを知ってもらいたい!その一心でこれからも頑張っていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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