どうも、シン(@Jonsop1995)です。
今回は、『インドネシアの財閥』について紹介していきます。
財閥と言えば、日本では、1945年〜1952年に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によって財閥解体が行われました。
GHQと言えば、社会の授業で勉強しましたね?そうマッカーサーが超有名です。
(財閥解体については今回割愛します。)
しかし、インドネシアでは、まだまだ多くの財閥が残っており、彼らがインドネシアの経済を支配しています。
今回は、そんなインドネシアの財閥について紹介します。
それでは、早速見ていきましょう!
目次
インドネシア経済を支配する巨大財閥
インドネシアには、財閥形態の企業が36社あります。
ノン・プリブミなどの多国籍企業は30社。
プリブミのグループ会社はわずか6社。
ノン・プリブミ→(華人資本・非原住民)
プリブミ→(民族資本・原住民)
簡単に言うと、ノンプリブミが外資系。プリブミが内資系。
イメージとして、ノンプリブミはシンガポールやマレーシアの華僑(中華系)の人のような感じ。
昔、中国から移り住んできた人たちの末裔である。
そんなインドネシアの中華系が圧倒的にインドネシアの経済を握っているのである。
中華系(華僑)
インドネシアには、中華系の華僑と呼ばれる方たちがおられます。
華僑の割合はインドネシア人口の約3%と言われています。
しかし、そんな3%の人たちがインドネシア経済を握っているのですから、不思議ですよね。
圧倒的なマジョリティーである純インドネシア人からすれば、その現状は不満しかありません。
そのため、スハルト大統領時代には、華僑の方がかなりたくさん殺されたそうです。
さらに、見た目は純インドネシア人でも、華僑というだけで学校でかなりイジメられたという友人にも会ってきました。
1位 Astra International(アストラ)

自動車関連事業、金融事業、重機などの事業を展開しています。
2位 Salimグループ(サリム)

テレコミュニケーション事業、食品事業、インフラ事業などを展開している。
3位 Sinar Masグループ(シナル・マス)

パーム油事業、保険事業、金融事業などを展開している。
さいごに
いかがでしたか?
今回は、『インドネシアの財閥』について紹介しました。
インドネシアの財閥は、現在までかなりの権力を持っており、インドネシアの経済を握っていると言っても過言ではありません。
もっと、インドネシアについて知りたい人は、このような本を読まれることをおすすめします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!